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口腔機能低下症検査を実施された患者様・ご家族様へ

当院では,よりよい治療を提供するために、患者様のデータを解析する臨床研究を行っております.

 

研究課題名

高齢者施設利用者における口腔機能低下症に影響を与える諸因子について

 

研究実施体制

<研究責任者>

山田 剛(新白岡口腔リハ歯科クリニック 理事長)

<研究分担者>

大渕 真由(新白岡口腔リハ歯科クリニック 歯科衛生士)

千葉 寛也(新白岡口腔リハ歯科クリニック 歯科医師)

渡邊 賢礼(昭和大学 歯学部 講師)

 

本研究の意義・目的

「口腔機能低下」とは,加齢により口腔内の「感覚」「咀嚼」「嚥下」「唾液分泌」等の機能が少しずつ低下してくる症状です.口腔機能低下症の評価は7つの項目から構成されていますが,患者様の生活環境,全身の病気の有無による違いや,特的の検査項目のみが該当してしまうなどの事実がありますが,詳細な原因は明らかになっていません.したがって口腔機能低下症患者の現状を把握し,それに関わる要因を検討することは今後の口の中ばかりではなく全身の健康維持・増進に大きく寄与すると思われます.そこで当院で口腔機能低下症の検査を行った患者様を対象として,患者層,既往歴,身長,体重,生活状況などの基本情報,口腔機能低下症検査結果,歯科検診結果,治療経過などに関するデータをカルテから転記し,統計解析を行う予定です.

 

研究の方法・期間

対象者:新白岡口腔リハ歯科クリニックで口腔機能低下症の検査を2018年4月1日から2021年3月31日までに受けられた患者様

 

方法:基本情報(既往歴,現病歴,BMI,ADL,生活状況,施設での活動参加状況),口腔内診察結果(歯・歯周組織の状態)などの情報を使用します.

 

本研究に参加することにより起こる不利益

本研究は,すでにカルテ等に記載してあるデータを用いた研究(後ろ向き研究)ですので,研究に参加することによる金銭的・身体的不利益は発生しません.

また,氏名や住所など患者さんの個人が特定できる情報は使用いたしません.

 

本研究終了後の対応

本研究の結果は,学会での発表,学会誌等での公表を行う予定です.

研究終了後,カルテ等から転記した情報は紙媒体のものはすべてシュレッダーにて破棄,電子媒体のものは物理的破壊により完全に消去致します.

 

本研究に係る個人情報の保護の方法

データは連結可能匿名化の処理を行い,個人情報管理者が管理します.

データ解析はパスワードロックを行ったファイルで行い,学会や論文で発表する場合でも,患者様の個人情報に関する内容は公表しません.

 

研究へのご参加

お申し出がない場合,本研究にデータを使用いたしますが,この研究に参加されるかどうかは決して強制されるものではありません.

この臨床研究に参加されない場合でも,あるいは途中で同意を取り消された場合でも,患者様が不利益を受けることはありません.

本研究についての不安な点や分からないこと,参加の取り消しのご希望などがありましたら下記担当者までご連絡ください.

 

問い合わせ先・担当者

埼玉県白岡市新白岡7-14-14-101

新白岡口腔リハ歯科クリニック

研究代表者 山田剛 電話:0480-90-7910

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